商品先物取引の穀物の銘柄についてご紹介します。
大豆は味噌・醤油・豆腐など日本人の食生活に欠かすことの出来ない食材です。
東京穀物商品取引所では、非遺伝子大豆や遺伝子大豆すべて含めた一般大豆と、遺伝子組み換え体ではない大豆の2種類が上場されています。
一般的には遺伝子組み換え体ではない大豆の価格の方が一般大豆に比べて高い傾向にありますが日本では安全性の問題から輸入のほとんどが遺伝子組み換え体ではない大豆です。
日本の大豆消費は、年間およそ500万トン前後で、現在そのほとんどが米国、ブラジル、カナダ、中国からの輸入に依存しています。
大豆は生産国が主要3カ国に限られるため、その生産量が価格に大きく影響していきます。
とうもろこしは小麦や米と並んで世界三大穀物の一つで、その大半は家畜肥料として使われています。
食用品としてはとうもろこしスターチ、ブドウ糖、またそのまま食用にも供されています。
最近では自動車燃料としてとうもろこしから生産できるエタノールが注目を浴びています。
とうもろこしは世界中で広く生産されており、その生産量は6〜7億トンです。
そのうち供給の大半を米国が占めついで中国(20%)、欧州連合(6〜8%)となっています。
とうもろこしの価格要因としては春から夏にかけての天候相場期における米国、特に主要生産地に当たるとうもろこしベルトと呼ばれる地域の生産動向が関わってきます。
小豆は日本では古くから赤飯・和菓子などに用いられています。
主な生産地は北海道で70%以上を占めています。
小豆は日本の取引所にしか上場されていないために、海外為替の動向に左右されません。
生産量の多くを占める北海道の天候に影響されます。
しかし近年では品種改良に収穫量が安定してきているため、以前ほど天候による影響を受けなくなってきています。
最近は国内生産も以前に比べて減少しており中国からの輸入も増加しています。
小豆の需要は比較的安定しているため、供給量の変化を把握することが重要となります。